既卒の定義とは?第二新卒との違いや就職活動のポイントを紹介

  • 既卒

目次

  1. 自分は既卒に該当する?しない?
  2. 3年以内であれば"新卒扱い"される
  3. 既卒を受け入れる企業は増加傾向にある
  4. 既卒は新卒と比べて不利になるって本当?
  5. 内定を獲得するにはネガティブイメージの解消が必要
  6. 既卒でも使い勝手がいいおすすめの就職エージェント
  7. 就活が厳しい場合はすぐにエージェントへ

※当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。

既卒とは「学校卒業後に新卒として就職をしなかった人」

「あれ、自分って既卒になるんだっけ?」
「既卒って学校を卒業した人全員のことでしょ?」

こんな疑問を抱えていませんか?

既卒について、厚生労働省公表資料では以下のように定められています。

一般的な解釈で簡単に説明すると、既卒とは「学校卒業後に新卒として就職をしなかった人」になります。

※上記の定義は、厚生労働省が調査の一環で定義付けしているものであり、企業によって解釈に違いが出る場合もあります。

第二新卒と混同しないように注意!

既卒とは学校卒業後に新卒として就職をしなかった人でしたが、第二新卒と間違われることが非常に多いです。第二新卒は以下のような人たちを指します。

第二新卒とは

  • 学校を卒業後、新卒として就職したが、おおむね3年以内に職場を離職した人たち

第二新卒と既卒は採用市場での扱われ方が大きく異なりますので、自分がどちらに該当するかは明らかにしておく必要があります。両者の違いをしっかり理解しておきましょう。

関連記事はこちら

B87470782489389f344c4fa4ceb5260c

第二新卒と既卒の違いを解説!それぞれのメリット・デメリットを紹介

3年以内であれば新卒扱いされる

既卒の特筆すべき特徴は他にもあります。それは、「既卒は3年以内であれば"新卒扱い"される」ということです。平成22年11月に厚生労働省から通達がありました。つまり、学校を卒業後3年以内であれば企業が募集する新卒枠に応募できるのです。
しかし、1つ注意点があります。それは、既卒は新卒ではなく"新卒扱い"されるということです。新卒扱いされるだけで、既卒である事実は変わりません。そのため、新卒枠に応募する際は新卒ではなく既卒を名乗るようにしましょう。

▼参考

既卒を受け入れてくれる企業は増加傾向にある

実際、既卒者を受け入れている企業はどのくらいあるのでしょうか。

「平成25年 8月労働経済動向調査」によると、既卒者の応募を可能としていた企業は30%でした。一方で、5年後の「平成29年 8月労働経済動向調査」では46%に。「令和4年8月 労働経済動向調査」では、令和3年度新規学卒者の採用枠において正社員の募集を「行った」事業所のうち、「既卒者は応募可能だった」とする事業所の割合は69%となっています。

既卒者を受け入れる企業は増加傾向にあるといえるでしょう。

▼参考

新卒と比べて不利になるって本当?

既卒で就職しようと思った際によく耳にするのが、「既卒は新卒と比較すると就職するのが難しい」という言葉です。これを聞いてしまうと、既卒の方は自信を無くして、悲観的になってしまいますよね。
既卒は新卒と比べて不利になるというのは本当なのでしょうか?

就職までに空白期間があることが不利に影響する可能性も

有利か不利かの二択で聞かれると、不利だといえるでしょう。
確実に不利とは言い切れませんが、既卒は企業からネガティブなイメージを持たれがちなのです。例えば、就職までに空白期間があること、新卒と比べた際のフレッシュさ(年齢)においてネガティブな印象を抱かれる傾向があります。

ネガティブイメージの解消が必要

既卒は新卒と比べると、どちらかというと不利になることが分かりました。それでは、既卒になった以上どうすることもできないのか?そう思ってしまいますよね。安心してください、打開策はもちろんあります。
それは、空白期間の説明の仕方です。空白期間に何をしていたのか、そこから得られたスキル・経験、それらを仕事に活かすことができることを説明できれば問題ありません。要は、既卒中に遊んでいたのではなく、何かに取り組んで経験を積んだということをアピールするのです。そうすれば、企業があなたに抱くネガティブイメージを解消できるでしょう。

関連記事はこちら

D41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e

【回答例あり】既卒になった理由を面接官に印象よく堂々と答えるコツとは

既卒の就活に不安な人は、就職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。エージェントによって持っている求人やサポートは変わるので、どこに相談してもいいわけではありません。既卒には、「既卒専門の就職エージェント」があります。そこで、既卒のあなただからこそ、使いやすいおすすめの就職エージェントをご紹介します。

関連記事はこちら

7b1ce3d73b70f1a7246e7b76a35fb552

既卒に強い就職エージェント比較5選|フリーター就活におすすめ

DYM就職:業界トップクラスの求人の質とサポート力

DYM就職

「DYM就職」の高い就職率を誇っておきながら、紹介求人は上場企業やトップベンチャー企業など、会社の規模や知名度にとらわれない、”本当に自分に合った企業”と出会える求人が中心です。
既卒の就職サポートは業界トップクラスなので、まずは相談だけでも気軽にしてみるといいでしょう。

ハタラクティブ:上場企業への就職実績が豊富ながら内定率も高い

ハタラクティブ

「ハタラクティブ」は、既卒の就職支援に特化したエージェントです。既卒はブラック企業や中小企業だけなど、就職先の幅が狭いイメージがありますが、ハタラクティブは実際に取材をした企業のみを紹介し、利用者の半数以上が上場企業に就職しているため、安心度は非常に高いです。これまでに60,000人以上の就職を支援し、独自の就活ノウハウで既卒を徹底サポートしているため、内定率は80%以上(ハタラクティブ公式サイトより)となっています。
既卒専門のアドバイザーが専任でサポートしてくれるので、アドバイスをもらうといいでしょう。

既卒・第二新卒特化型転職エージェント

企業によって解釈が異なる場合がありますが、一般的に既卒とは、学校卒業後に新卒として就職をしなかった人を指します。また、卒業後3年以内は新卒扱いされるという大きな特徴もあります。

既卒の就活は新卒と比べると簡単ではありませんが、なぜ既卒になったのか、それが説明できる且つそこから得たスキルや経験が仕事に活かせることをアピールすれば、逆に武器にすることもできます。

既卒から就職・安定した正社員を目指したい場合は、記事内で紹介した転職エージェントを活用するなどして、既卒の就活を成功させましょう!

この記事で紹介したサービス

記事についてのお問い合わせ

エージェントBOXでは、記事の内容について細心の注意を払って作成しております。万が一内容に誤りを発見した場合、以下のコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。(詳細は注意事項をご確認ください)

記事についてのお問い合わせ

※当サイトはアフィリエイト広告を使用しております。