東京理科大学大学院修了後、東証一部上場の某電機メーカーに入社。通信技術の研究職と技術者の採用業務に従事。その後、人材ベンチャー企業に入社。採用活動コンサルタントとして企業への採用業務代行と採用活動の支援業務を行っている。これまで100社以上の採用活動を支援してきている。就職活動コンサルタントとしては、新卒と中途を合わせて22,000名以上の求職者の内定獲得を支援してきている。
目次
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会社が自分に合わないと感じるのはなぜ?
「今の会社で働くのが辛い」「なんか会社のやり方と自分の性格が合っていない」と感じていませんか?自分と合わない会社で働き続けるのは辛いですよね。しかし、なぜ自分で決めた会社なのに後から合わないと感じてしまうのでしょうか?厚生労働省の調査から分かった、会社と合わないことによる退職理由の詳細を見ていきましょう。
▼参考
仕事の内容に興味が持てない
会社と合わないと感じる理由の一つ目が、仕事の内容に興味が持てないです。自分のやりたかった仕事ができず、やる気が出ないのです。会社が求めてくる仕事と、自分が求める仕事がマッチせず、会社と合わないと感じるのでしょう。
スキルや個性を活かせられない
自分のスキルや個性を活かせられないのも、会社と合わないと感じる原因です。会社から押さえつけられて、息苦しい環境の中で仕事をするのは辛いでしょう。せっかくの自分だけが持っているスキルや個性は活かしたいと考える人が多いです。
職場の人間関係が悪い
会社と合わないと感じる理由の三つ目が、職場の人間関係が悪いです。仕事は周りの人たちとの連携で成り立っています。しかし、そこの人間関係が崩れてしまうと仕事を上手く進めていくことが難しくなり、会社に居づらくなってしまうでしょう。
給与を含む待遇に不満がある
仕事をすれば報酬として給与がもらえます。また、福利厚生も提供してくれますが、その待遇が良くなければ社員は会社に対して不満を抱くでしょう。
責任のある大きな仕事をしているのに、評価されずに給与が上がらない。そんな会社とは合わないと感じるのも納得できるでしょう。
「会社の社風が自分に合わない」というケースも多い
退職理由から会社が自分に合わない原因を見てきました。しかし、他にも大きな原因があります。それは、会社の社風が自分に合わないことです。
社風は会社によってまったく異なるものであり、その企業の色ともいえるでしょう。つまり、社風に馴染めない人は会社と合わない人になるのです。以下で、多くの人が合わないと感じる社風をご紹介します。
体育会系過ぎる
多くの人が合わないと感じる社風の一つ目は、体育会系過ぎるです。「やればできる」「とにかくやれ」など、パワハラに近い仕事の要求の仕方をしてきます。頭脳で仕事をするのではなく、なんでもパッションで片づける、マンパワーなやり方には従業員も嫌になるでしょう。
また、体育会系過ぎる会社は残業を美徳と感じており、部下が仕事が早く終わって上司より先に帰ろうとすると「最近の若い奴は働かない」とぐちぐち文句をいい、くだらない上下関係を大事にしているのです。
部下の意見・提案が通らない
この会社と合わないと感じてしまう社風の二つ目は、風通しの悪さです。つまり、部下が考えて出した意見や提案がまったく通らないのです。そもそもの提案を受け入れてもらえないことがあれば、意見しても頭から拒否されることもあります。
そんな環境の中で仕事をしても一方的に否定されるだけで、部下としては何も得るものがなく、不快な気持ちしか募りません。
安定的or挑戦的に事業を進める
こちらは意見が二つに分かれると思いますが、安定的or挑戦的に事業を進める会社を合わないと感じてしまいます。言い換えると、仕事でリスクを犯さない安定した会社を望む人がいれば、ベンチャーなどの新しい分野に挑戦する会社が良いという人もいるということです。
その人の好みによりますので、どちらが良いとはいえませんが、自分に合った社風での方でなければ仕事をしていても楽しくないでしょう。
働き方が合わないと感じた時にできることは?
自己分析と情報収集不足がミスマッチの原因
それではどうして、自分と合わない会社に入社してしまっているのでしょうか。その原因として一番に考えられるのは、自己分析と情報収集不足です。自己分析ができていれば、自分が仕事に何を求めているのかが理解でき、どんな会社が最適なのかが分かるでしょう。そして、情報収集ができていれば、その会社がどんな社風でどんな仕事をしているのか、自分のスキルや個性を活かせるのかが分かります。
このように、自己分析と情報収集さえできていれば、自分に合わない会社に入社するようなことはなくなるでしょう。
今の会社に残った場合のメリットとデメリットを考えてみる
会社に合わないからすぐに辞めた方がいいとは言い切れません。例えば、スキルや個性を活かせられなくても新鮮な学びが多いのであれば、働く価値は十分あります。しかし、「将来性が見えない」「ストレスで疲労が溜まる」ということであれば、今の会社に残り続ける選択肢はおすすめできません。今後のキャリアやライフプランを見据えながら快適に働ける環境に身を置くべきです。
残留することによって得られるメリットとデメリットを洗い出してみましょう。そして、出てきたデメリットを解決できる方法を考えましょう。意外に社内に残留してできることが多いのです。それでもデメリットの方が多い場合には、転職することのメリットとデメリットを洗い出してみましょう。それぞれにおいて、実は残留してできることか、転職しないとできないことか、しっかり考えてみましょう。そこまで考えることによって初めて、転職するかどうかの判断ができます。
デメリットの方が多い人は転職を視野に入れよう
もし、今の会社に残るメリットがないという人はすぐに転職活動を始めましょう。ストレスが溜まった結果、体調を崩してしまっては復帰が難しくなりますし、学びのない時間を過ごすのはあまりにもったいありません。転職する際のポイントは自己分析と情報収集をしっかりすることです。再び自分と合わない会社に入社してしまっては元も子もないので、万全の準備をしておきましょう。
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自分に合った会社を見つけている人は転職エージェントを使っている
自分に合っている会社を見つけるうえで重要となる自己分析と情報収集に自信がない人には、転職エージェントへの相談がおすすめです。担当コンサルタントが面談を通して、プロの視点からみた自己分析をしてくれるだけでなく、紹介求人の企業担当者が職場情報を提供してくれるので、ミスマッチがありません。転職エージェントしか知らない情報になるので、誰か他の人から教えてもらうことはできません。
応募先の企業がどんな雰囲気の職場なのかを自分ひとりで調べることは難しいので、ぜひプロである転職エージェントを有効に活用して自分に合った会社を見つけてください!
転職サイトだけでは本当に欲しい情報が手に入りづらい
転職サイトを使った転職活動を考えている人もいるかもしれませんが、本当に自分に合った会社を選びたいのであればあまりおすすめはできません。転職サイトに掲載されている求人には採用要件や基本的な待遇、いい一面しか書かれていないので、社風や職場の雰囲気などのリアルな情報を知ることができません。その結果、入社後に悪いギャップを感じてしまうのです。
それに比べて、転職エージェントは実際に企業を取材したり、これまでに入社した人にヒアリングを重ねていたりするので、求職者である私たちが本当に知りたい情報を持っています。次こそは企業選びで絶対に失敗したくないという人は、転職エージェントを使うようにしましょう。
マッチング精度の高いおすすめの転職エージェント
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リクルートエージェント
3.9
口コミ数:71
ハタラクティブ
4.2
口コミ数:45
doda(デューダ)
4.2
口コミ数:57
最も重要なことは転職エージェントの方に対して、次の職場に求めていることをゼロから全て話すことです。さらにはあなたが今、置かれている状況も話すと、より良いです。転職エージェントの方はあなたのことを全く知らないため、あなたの方からどんどん情報を伝えていかないと、転職エージェントの方があなたの理想とする職場を紹介しづらくなります。勤務地や業務内容、報酬など、あなたが希望していることをゼロから全て転職エージェントの方に話すことによって、あなたの就職活動はより成功に近づきます。
まとめ:今の会社で働き続けるメリットがない場合は転職を考えよう
自分と会社が合わないと感じる原因を見てきましたがいかがでしたか?仕事の内容に興味が持てなかったり、社風が合わなかったりすることが主な原因となっています。
自分と合わない会社に長くいてしまうと、ストレスが溜まってしまい、体調を崩してしまうリスクが高まってしまいます。そのため、転職という選択しを考えるのもありです。その際は、転職エージェントに悩みを相談しつつ、自分にマッチした企業を一緒に探してもらうといいですよ。
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朝、会社に来て夜に会社を出るまでの一連の行動を思い出してみましょう。できれば、より細かく思い出してみましょう。そして、思い出したことのひとつひとつに「もっと楽にできる方法があるのでは?」「本当は私がやらなくても良いのではないか?」と考えてみましょう。そうしますと、解決策が続々と思いつきます。これらを実行することにより、あなたに合った働き方に少しずつ近づけることができます。意外に自分の力でどうにかなってしまうことは、結構多いのです。